2013年1月21日月曜日

はじめに



私は『芸術的生活を目指すブログ』というブログを書かせてもらっている。
そこでは文学に比重を置いた芸術一般のブログとして、私が出会った文学の中で印象深いと感じた作品について、作品毎の批評を書かせてもらっている。
これは私の趣味で始めたブログであるので、私の気の向くままその日書きたい作品について書きたい事を書いている。
これはこれで楽しく執筆させてもらってはいるのだが、しかしどうもそこから分けて論じた方が良い話題というのがどうしても存在する事に気が付いた。
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫である。
この四人については日本文学史において別格であり、私の気の進むままに時系列も作品同士の繋がりも無視して書いていては、その作家の本質を探るにはいささか無理があると気が付いたのである。
そこで先の『芸術的生活を目指すブログ』がメインだとすると、そこから派生させた、言わばスピンオフ的な作家別のブログがあった方が良いと思われた。
この『太宰治研究』はその一つで、このブログでは太宰治の作品を発表された順番をきちんと踏みながら批評していこうという、そういうスタンスでできたブログだ。
太宰治の作品を有名作品から全集にしか載っていないような作品まで、より細かく取り扱っていきたいという主旨である。

他の三人についても、同じようなスタンスでブログを開設することにしたので、以下のリンクも参照されたい。

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